【最新】macOS 12 Monterey起動可能なUSBを作成します

木村晴子 2021/7/6 | (0) コメント

macOS Monterey 12

今年6月開催の開発者会議(WWDC 21)で、アップルは次世代のオペレーティングシステムを発表し、 macOS Montereyと名付けました。

今回のアップデートは重点的にUniversal Control機能をリリースしました。当該機能はアップルデバイスを直接的に連係させます。一つのキーボードとマウスを使って複数のアップルデバイスを操作することをサポートし、隣接するiPadとMacの間でファイルを直接的にドラッグ&ドロップすることができ、デバイスを経てファイルをドラッグ&ドロップすることもできます。また、iOSとiPadOSで利用できるショートカット機能もmacOS Montereyに登場します。こうすると、日常作業を自動化できるようになり、作業効率を向上させます。

先にmacOS 12 Montereyを試したい場合は、起動可能なUSBを作成してmacOSシステムをインストールする必要があります。本文は詳しい手順を共有しますので、よくお読みください。.

【注意】macOS Montereyはまだ正式発表されておらず、プレビュー版だけが使えます。一般的に、新規システムは初期に多くの潜在的な問題がありますので、本番環境での使用はお勧めしません。スペア又はテストのパソコンにインストールすることができます。安定版が発表されてから半年後は、仕事用のパソコンで使用できます。

macOS 12 MontereyをサポートするMacパソコン

macOS Montereyは2021年秋に指定されたMacユーザーにプッシュされます。すべてのMacパソコンはmacOS 12に対応できるわけではありません。 いつものように、macOS Montereyをインストールまたはアップグレードする前に、お手元のデバイスモデルはそれに対応できるかどうかをご確認ください。 公式文書によると、以下のMacモデルは macOS 12 Montereyをダウンロードしてインストールできます。

  • MacBook(Early 2016モデル以降)
  • MacBook Air(Early 2015モデル以降)
  • MacBook Pro(Early 2015モデル以降)
  • iMac(Late 2015モデル以降)
  • iMac Pro(2017モデル以降)
  • Mac Mini(Late 2014年モデル以降)
  • Mac Pro(Late 2013年モデル以降)

しかし、これは現在macOS 11 Big Surを実行できるMacモデルの完全なリストではありません。 これは、アップルが今年少数モデルへのサポートを諦めるということです。

macOS MontereyをサポートしないMacパソコン

  • MacBook(2015モデル以前)
  • MacBook Air(2013モデル以前)
  • MacBook Pro(2013年モデル以前)
  • iMac(2014モデル以前)

macOS Montereyをインストールする前には、当該デバイスが対応できるかどうかをご確認ください。そうでない場合、システムが正常に動作できなくなり、さらにデータが失われたり、破損したりする恐れがあります。

macOS 12 Montereyインストールファイルをダウンロードします

デバイスが最新のmacOS Montereyに対応できる場合、起動可能なUSBを作成する前には、macOS Montereyインストールファイルをダウンロードする必要があります。現在、二つ方法があります。一つはmacOSインストールappです、もう一つはDMGファイルです。両者の違いは何ですか?

WindowsパソコンでmacOS Monterey起動可能なUSBを作成したい場合は、DMGファイルを書き込むしかできません。WindowsにはmacOS インストーラを実行できないためです。

MacパソコンでmacOS Monterey起動可能なUSBを作成したい場合は、DMGファイル又はmacOS インストールappを選択できます。

macOS Monterey DMGファイルのダウンロードリンクhttps://www.hackintoshshop.com/files/file/84/download-hackintosh-monterey/

macOS Montereyインストールappのダウンロードリンクhttp://swcdn.apple.com/content/downloads/InstallAssistant.pkg

Windows PCでmacOS 12 Monterey起動可能なUSBを作成します

ご存知の通り、WindowsとmacOSは全く異なる2つのオペレーティングシステムです。 macOSで利用できるいくつかの方法はWindowsに適用できません。 したがって、WindowsでmacOS 起動可能なUSBを作成するのは簡単なことではありません。これを完了するには第三者ソフトが必要です。 ここでは、UUByte DMG EditorというmacOS起動USB作成専門アプリケーションを使用します。

ステップ1:USBを用意します。USB 3.0又はType-C ポートのが一番いいです。書き込み速度が速くて、時間を節約できるためです。

ステップ2:UUByte DMG EditorをダウンロードしてWindowsパソコンにインストールします。ソフトを開いて、【Burn】オプションをクリックして、書き込み画面に入ります。

Burn DMG

ステップ3:ダウンロード済みのmacOS 12 Monterey DMGファイルをソフトに追加して、挿入したUSBデバイスを選択します。

Burn DMG

ステップ4:【Burn】ボタンをクリックして、指定されたUSBにDMGファイルを書き込みます。DMGファイルは普通に大きいので、書き込み過程は約10分待つ必要があります。

Burn DMG

以上はWindowsでmacOS MontereyインストールUSBを作成する過程です。実は難しくないでしょう?

MacでmacOS 12 Monterey起動可能なUSBを作成します

正常に使えるMacパソコンを持っている場合、この過程は楽になります。他のソフトをダウンロードする必要がなく、システムにあるツールはこれを完了できます。詳細な手順は下記の通りです。

ステップ1:macOS Monterey Beta 2をダウンロードします。これはインストールファイル(InstallAssistant.pkg)です。

ステップ2:InstallAssistant.pkgファイルをダブルクリックして、画面の指示に従って、インストールを完了します。macOS Monterey 12 Betaインストーラを Applicationsフォルダに保存します。

macOS 12 Monterey Beta 2

ステップ 3:USBをクリックして、ディスクユーティリティを開きます。左のメニューバーでUSBを選択して、【消去】を選択して下図のようにそれをフォーマットします。

ディスクマックを消去する

ステップ4 :ターミナルを開いて、以下のコマンドを実行して、起動可能なUSBを作成します。

sudo /Applications/Install\macOS\12\Beta.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/MyVolume --nointeraction

注意:MyVolumeをUSBのボリューム名に変更します。

ステップ5:エンターキーを押して、ログインパスワードを入力して、エンターキーを押します。ここでは、ドライブを消去することが確認されます。Yを入力して、エンターキーを押せばいいです。ターミナルは起動メッセージとインストールファイルをUSBに書き込みます。

起動可能なmacos12USBを作成する

具体的な完成時間はUSBの書き込み速度によります。約15-20分かかりますので、しばらくお待ちください。

以上の手順が面倒だと思っている場合は、UUByte DMG Editorを試してみてください。Windowsだけではなく、macOSもサポートします。全過程はマウスを数回クリックするだけで済みます。詳細な手順は以上のチュートリアルをご参照ください。

macOS 12 MontereyをMacパソコンにインストールします

起動可能なUSBの作成を完了した後、それを指定されたMacにインストールする必要があります。開始前、念のため先にMacパソコンのデータをバックアップしてください。また、当該MacパソコンがmacOS 12 Montereyをサポートすることを確保してください。

macOS 12 Montereyをインストールする必要のあるパソコンに起動USBを挿入して、パソコンを再起動します。optionキーを長押しすると、画面に既存のディスクが表示されます。それを選択して、【OS Xユーティリティ】に入ります。

そして、【macOSをインストール】を選択して、【次へ】をクリックします。ディスクを選択する時に、内蔵ディスクを選択してください。他は指示に従って操作すれば大丈夫です。

全過程は約30分かかります。インストールの速さはUSBの読み込み速度とパソコンの性能によります。完了した後、パソコンは自動的に再起動します。プログレスバーが100%になって、簡単なユーザー設定を完了したら、買ったばかりのと同じようになります。先ほど作成した起動可能なUSBは、これからシステムを再インストールするために保留してもいいです。

macosmontereyをインストールします

正しい方法を見つければ、実はmacOS Monterey起動USBを作成するのは難しくないです。DMG Editorソフトを使う場合は、いくつかの簡単な手順で作成できます。もちろん、コマンドの方法を使う場合は、少し時間がかかりますが、複雑ではありません。

木村晴子iSeePasswordサポートチームのメンバーであり、Windows業界に情熱を持ち、Windows関連の問題をサポートします。

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